「機種変更したら、LINEのトークが消えたらどうしよう」
この不安、よくわかります。周りに聞きづらいし、専門用語もむずかしい。けれど、正しい手順を知っていれば大丈夫です。
この記事は、らくらくスマホを使う60代の方でも、迷わず“今のLINEのまま”新しいスマホへ移せるように、言葉をかみくだいて説明します。読めばそのまま作業を進められるように書いています。途中でつまずきやすいポイントも、先回りして解説します。
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1. まず知っておきたい「引き継ぎ」の全体像
LINEの引き継ぎは、大きく言うと二本立てです。
1つ目は旧スマホが手元にある場合の「QRコードでのログイン」。
2つ目は旧スマホがもう使えない場合の「電話番号でのログイン」。
どちらでも「同じアカウント」を新しいスマホに移せます。友だち、スタンプ、購入した着せかえ、LINEポイントなどは通常そのまま使えます。トークの中身(会話の文章)については、バックアップという作業をしていれば、新しいスマホで読み戻せます。写真や動画は、標準の方法だけでは移らないことが多いので、あとで安全な残し方を丁寧に説明します。
むずかしい設定は必要ありません。やることを順番にこなすことが大切です。
2. 準備で迷わないために——ここだけは押さえる
専門用語を避けて、要点だけお伝えします。
- LINEのパスワード。電話番号で入る時に必要になることがあります。覚えていなければ、新しいスマホに移す前に旧スマホのLINEで「設定」から再登録しておくと安心です。
- Googleのアカウント(Gmail)。トークの文章を保存する“置き場”として使います。Gmailのメールアドレスとパスワードがある方はそれです。心当たりがなければ、家族の方に“Gmailのアドレスあったかな”と一言だけ確認しておくとスムーズです。
- Wi-Fi(ワイファイ)。写真や動画を保存する時は通信量が増えます。可能なら自宅のWi-Fiにつないで行いましょう。
ここまでができていれば、十分にスタートラインに立てています。
3. 旧スマホが手元にあるなら——いちばん簡単な「QRコード」方式
旧スマホが電源も入り、LINEも使えるなら、この方法が早くて確実です。画面の言葉は機種によって少し違うことがありますが、流れは同じです。
- 新しいスマホにLINEを入れて開く。「ログイン」というボタンを選びます。
- 「QRコードでログイン」を選びます。画面に四角い枠が出ます。
- 旧スマホでLINEを開き、「設定」→「かんたん引き継ぎ」または「QRコードログイン」を表示します。
- 新しいスマホのカメラで、旧スマホに出たQRコードを読み取ると、「このログインを許可しますか」と聞かれます。旧スマホ側で「許可」をタップします。
- 案内にそって進むと、LINEの中身(友だち、スタンプなど)が新しいスマホへ移ります。
- トークの文章を戻す画面が出たら、Googleのアカウントを選んで復元します。もし表示が出ない場合は、後述の「トークの戻し方」を試してください。
うまくいかない時のコツ
- QRコードが見つからない場合は、旧スマホのLINEで「ホーム」→右上の歯車(設定)→「アカウント」または「かんたん引き継ぎ」を探します。言葉が違っても「QR」「ログイン」といった表現がヒントです。
- **“別の端末でログインしようとしています”**と出て進めない時は、旧スマホ側の画面をもう一度見て「許可」または「はい」を押してください。
- 新スマホに前のトークが出ない場合は、次の章の「トーク復元」を行います。QRでのログインだけでは、文章が自動で戻らないことがあるためです。
4. 旧スマホが使えない時——「電話番号でログイン」
落として壊れた、電源が入らない、機種をもう手放した、という場合でも大丈夫です。
- 新しいスマホでLINEを開き、「ログイン」を選ぶ。
- 電話番号を入れると、**SMS(ショートメッセージ)**で数字が届きます。届いた数字を画面に入れます。
- LINEのパスワードを求められたら入力します。覚えていない場合は、画面の案内から再設定できます。
- ログインが済むと、友だちやスタンプは戻ります。トークの文章については、以前にバックアップをしていたかどうかで戻せる範囲が変わります。
補足
電話番号が変わってしまった方も、この方法でログインできます。途中で「これはあなたのアカウントですか」と確認されますので、表示される名前やアイコンをよく見て進めてください。
5. トーク(文章)を新しいスマホへ戻す
5-1. 旧スマホで「バックアップ」をしていた場合
旧スマホでバックアップを取ってあれば、新スマホで復元できます。
- 新スマホのLINEを開き、「ホーム」→右上の歯車(設定)→「トーク」→「トーク履歴のバックアップ」へ。
- ここで、復元というボタンが出ていれば、そのまま進めます。Googleのアカウントを選ぶ画面が出たら、普段使っているGmailを選んでください。
- 復元が終わると、トークの画面に以前の会話の文章が戻ります。
5-2. バックアップをしていなかった場合
残念ながら、標準の方法では以前の文章は戻せません。ただし、これから先に備えることはできます。
- 今後のために、新スマホのLINEで上と同じ場所からバックアップをオンにしておきます。
- 写真や動画は、トークを開いて長押しすると保存できます。大切なものは、アルバムに入れる、端末に保存するなどして残しておきましょう。
有料の「プレミアム」機能を使うと、保存できる範囲が広がるプランもあります。加入するか迷う時は、保存したい量や必要性を考えて、月額の負担と相談して決めると失敗しません。
6. “写真や動画が消えそう”がいちばん心配という方へ
多くの方がここでつまずきます。ポイントは次のとおりです。
- 文章(テキスト)は、バックアップを取っていればまとめて戻せることが多いです。
- 写真・動画・ファイルは、標準のバックアップに含まれない場合があります。大事なものは、トークを開いて個別に保存しておくと確実です。
- アルバム機能に入れた写真は、アカウントにひもづいて見られることがありますが、相手が削除した場合などで見られなくなることもあります。残したいものは端末本体にも保存しておくと安心です。
写真をたくさん残す時は、Wi-Fiにつないで行いましょう。らくらくスマホでも、通知バー(画面の上から下へ指をすべらせる)にWi-Fiのマークがあります。オンになっているか確認してからはじめると安全です。
7. 電話番号が変わった場合の仕上げ
機種変更と同時に携帯会社を替えた方など、番号が新しくなった場合は、引き継ぎ後にLINE内の番号も新しいものへ変更しておきます。
- LINEの「ホーム」→歯車(設定)→「アカウント」→「電話番号」。
- 画面の案内にそって、新しい番号にSMSで届く数字を入力します。
- あわせて、「年齢確認」や「友だち追加の設定」も見直しましょう。意図せず見知らぬ人が友だちに入ってこないように、自動追加やIDによる友だち追加の項目は、必要なものだけオンにしておくと安心です。
8. よくあるつまずきと、やさしい対処法
パスワードを忘れた
焦らずに、ログイン画面の「パスワードをお忘れの方」を選びます。登録しているメールアドレスや電話番号に、再設定の案内が届きます。旧スマホが手元になくても大丈夫です。
バックアップが「ありません」と出る
旧スマホでバックアップを取っていなければ表示されません。残念ですが、その時点より前の文章は戻せない可能性が高いです。これからのために、新しいスマホでバックアップをオンにしておきましょう。
友だちが減った気がする
家族のサブアカウントや、公式アカウントが自動で表示されていなかっただけ、ということがよくあります。検索バーで名前を入れてみる、もしくは相手にメッセージを1通送ってみると、すぐにリストの上に出てきます。
オープンチャットやタイムライン(VOOM)が見られない
年齢確認が未完了、またはプライバシー設定が厳しすぎる可能性があります。設定の「年齢確認」を済ませ、VOOMの公開設定を確認してください。
新スマホで通知が来ない
らくらくスマホでは、省電力の設定が強めになっていることがあります。スマホの「設定」→「アプリ」→「LINE」→「電池」や「通知」の項目を開き、最適化しないや通知を許可にしておくと改善します。
9. 安全に終わらせる“片づけ”
引き継ぎが終わったら、旧スマホのLINEはログアウトされるのが基本です。もし旧スマホを下取りに出す、家族にゆずる、といった予定がある場合は、本体の初期化をしてから手放すと安心です。初期化はスマホの「設定」→「システム」→「リセット」や「初期化」にあります。
操作に不安がある時は、携帯ショップの店頭で「LINEの引き継ぎは終わっています。スマホの初期化だけお願いします」と伝えれば、手早く対応してもらえます。
10. まとめ——この記事どおりに進めれば大丈夫
- 旧スマホがあるならQRコードで。ないなら電話番号で。
- トークの文章はバックアップが鍵。写真や動画は個別保存が安心。
- 番号が変わったなら、LINE内の番号変更までやって仕上げ。
「やってみたら、思ったより簡単だった」。この言葉を、この記事の最後にぜひ感じてください。もしも画面の言葉が少し違っていても、流れは同じです。怖がらずに、ひとつずつ、落ち着いて進めれば必ずできます。
“この手順でやれば失敗しない”。そう思っていただけるよう、細部まで寄り添って書きました。どうしても不安な時は、この記事を開いたまま作業して、わからない所で一度深呼吸。スマホは逃げません。ゆっくりやれば、きちんと引き継げます。
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