【結論】LINEが日本で広まったのは、2011年の東日本大震災のあと、電話がつながらなくても家族の無事を確かめられる道具として使われたからです。海外ではWhatsAppなど別のアプリが主流です。
- LINEは2011年、震災のあとに広まった
- 「既読」は、返事を急かす印ではなく「読んだ」「無事」を伝えるための機能
- 短い文章とスタンプで気持ちを伝える使い方が、日本人の感覚に合っていた
- 今はニュース、クーポン、役所や病院の連絡まで受け取れる「生活の道具」になっている
- 海外の人と連絡をとるとき以外は、LINEをきちんと使いこなせば十分
「LINEって、どこの国でも使われているんでしょ?」
もし、そう思っていたら、少しだけ立ち止まってください。
実はこの思い込み、ほとんどの方が勘違いしています。
日本では当たり前のように使っているLINEですが、
アメリカやヨーロッパでは、ほとんど使われていません。
「え? じゃあ、みんな何を使っているの?」
「なんで日本だけLINEなの?」
この理由を知らないままLINEを使い続けるのは、
少し大げさかもしれませんが、かなり危険だと私は感じています。
なぜなら、LINEはただの連絡手段ではないからです。
▼解説動画はこちら
・個人LINEの基本がしっかり分かる簡単ガイド
・いまさら聞けない疑問をチャットで回答
・YouTubeでは話せない限定情報をお届け
― その理由を知らずに使い続けるのは、正直もったいないです ―
LINEは「便利だから」広まったわけではありません
多くの方が
「スタンプが可愛いから」
「みんな使っているから」
そんな理由でLINEを使っていると思います。
ですが、LINEが日本で一気に広まった本当の理由は、
2011年の東日本大震災にあります。
あのとき、どうなったか覚えていますか。
電話がつながらない。
メールも届かない。
家族や知人の安否が分からない。
「無事なのかどうか、それだけでも知りたい」
その切実な思いから、
電話回線に頼らず連絡が取れる方法としてLINEが生まれ、
一気に広まっていったのです。
つまりLINEは、
最初から「遊びのアプリ」ではありません。
命や安否を確認するための道具として作られました。
「既読」がある本当の理由、知っていますか
「既読がつくのがイヤ」
「すぐ返さないといけない気がして疲れる」
こう感じたことがある方は、とても多いと思います。
ですが、既読がある理由を知ると、
見え方がガラッと変わります。
既読は
「早く返事をしなさい」という印ではありません。
本来は
『ちゃんと読んだ』『無事を確認した』
それを伝えるための機能です。
災害のとき、
返事はできなくても、
「読めた」という事実だけで安心できる。
そのために、既読は作られました。
この背景を知らないまま使っていると、
LINEは便利どころか、ストレスの元になってしまいます。
日本人の気質と、LINEは驚くほど合っていた
日本人は、はっきり言わなくても
「察する」文化があります。
長い文章で説明するよりも、
「了解です」
「ありがとう」
それだけで気持ちが伝わる。
LINEの
短い文章
スタンプ
絵文字
これは、日本人の感覚にぴったり合っていました。
最近のスタンプや絵文字を見ていると、
「すごく嬉しい」でも
「すごく嫌」でもない、
なんとも言えない表情のものが増えています。
「まあまあです」
「ちょっと微妙」
「悪くはない」
こうした曖昧な気持ちを表現できるのも、
日本人向けに進化してきた証拠です。
海外では、
もっとはっきり言葉で伝える文化があるため、
LINEの良さが伝わりにくかったのです。
LINEは、いつの間にか「生活の一部」になっていました
LINEは最初、連絡を取るだけのアプリでした。
ですが今はどうでしょう。
ニュースを見る
マンガを読む
お店のクーポンをもらう
役所や病院からの連絡を受け取る
気づかないうちに、
LINEひとつで生活が回るようになっています。
これを「スーパーアプリ」と言いますが、
難しく考える必要はありません。
要するに
「LINEを開けば、だいたい用事が済む」
という状態です。
特に、らくらくスマホを使っている方にとっては、
アプリをたくさん切り替えるより、
ひとつで済む方が圧倒的に楽です。
この点も、日本でLINEが根付いた大きな理由です。
世界ではLINEではなく、別のアプリが使われています
ちなみに海外では、
**WhatsApp(ワッツアップ)**というアプリが主流です。
世界で20億人以上が使っています。
ただ、日本ではほとんど見かけません。
理由は簡単で、
日本人の生活や文化には
LINEの方が合っていたからです。
海外と連絡を取る必要がある人以外は、
無理にWhatsAppを使う必要はありません。
日本で生活するなら、
LINEをきちんと理解して使う方が、
よほど安心で安全です。
知らずに使うLINEと、理解して使うLINEは別物です
ここまで読んでいただいて、
こう感じた方もいるかもしれません。
「LINEって、そんな背景があったんだ」
「ただの連絡アプリじゃなかったんだな」
その通りです。
LINEは
災害の経験
日本人の文化
生活の変化
これらが重なって生まれ、育ってきました。
だからこそ、
正しく知って使わないと損をします。
逆に言えば、
理解して使えば、
これほど心強い道具はありません。
周りの人に聞きづらくても大丈夫です。
知らないことは、恥ずかしいことではありません。
大切なのは、
「今から知ろうとすること」です。
LINEは、
あなたの暮らしを守るための道具でもあります。
ぜひ、
ただ何となく使うLINEから、
分かって使うLINEに変えていきましょう。
それだけで、
安心感は大きく変わります。
よくある質問
Q. LINEは海外では使われていないのですか?
A. アメリカやヨーロッパでは、WhatsAppなど別のアプリが主流です。LINEがよく使われているのは、日本や台湾、タイなど一部の国や地域です。
Q. 「既読」は何のためにあるのですか?
A. 返事ができなくても「読んだ」ことが相手に伝わり、無事を知らせられるようにするための機能です。すぐ返事をしなければいけない、という意味ではありません。
Q. 海外に住む家族と連絡をとるには、どうすればいいですか?
A. 相手もLINEを使っていれば、LINEで連絡できます。相手が使っていない場合は、相手が使っているアプリ(WhatsAppなど)に合わせると確実です。
この記事を書いた人:平井友裕(ひらい先生/らくらくLINE教室)
LINE Green Badge取得。60代以上の方に向けて、「今さら聞けないLINEの使い方」をYouTube(登録者7,000名以上)や講座でやさしく解説しています。プロフィールを見る
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