【結論】ChatGPTでスタンプの絵を作り、Canvaで大きさをそろえ、LINE Creators Marketで審査を受ければ、自分のLINEスタンプを販売できます。
- 絵づくりは、ChatGPTに「○○のLINEスタンプを4×4で16個」と文章で頼むだけ
- スタンプ画像は最大370×320px、PNG形式、背景は透明にする
- 無料プランのChatGPTにも画像を作る上限があり、AIで作ったスタンプには販売画面にAIのマークがつくことがある
「スタンプを作ってみたいけれど、絵が描けない」。LINE教室でも、ときどきこんな声を聞きます。
今は対話型AIのChatGPTに文章で頼めば、スタンプのもとになる絵ができあがります。この記事では「ひらい先生のらくらくLINE教室」の動画をもとに、パソコンで作る流れを順番にお伝えします。公式ページで確認できたことと、確認できなかったことは分けて書いています。
・個人LINEの基本がしっかり分かる簡単ガイド
・いまさら聞けない疑問をチャットで回答
・YouTubeでは話せない限定情報をお届け
この記事でわかること
- ChatGPTでスタンプの絵を作る手順
- LINEが決めている画像のサイズと形式
- Canvaで大きさをそろえる方法
- LINE Creators Marketでの登録と審査の流れ
- 無料でできる範囲と、気をつけたい点
LINEスタンプ作りの3つの段階
LINEスタンプ作りは「絵を作る」「大きさを整える」「申請する」の3段階です。それぞれに使う道具が違います。
| 段階 | やること | 使うもの |
|---|---|---|
| 1. 絵を作る | スタンプのもとになる画像を作る | ChatGPT |
| 2. 大きさを整える | 決められたサイズと形式に直す | Canva(無料で登録できる画像作成ツール) |
| 3. 申請する | 画像と説明文を登録し、審査を受ける | LINE Creators Market |
ステップ1:ChatGPTでスタンプの絵を作る
ChatGPTを開いてログインする
「ChatGPT」と検索し、いちばん上のページを開きます。動画では、ログインしないと画像が作れませんでした。アカウントがなければ、右上の「新規登録」からメールアドレスで作れます。
作りたいスタンプを文章で頼む
入力欄に、作りたい内容を書いて送信します。動画では次のように頼んでいます。
レアチーズケーキのLINEスタンプを4×4で16個画像生成して

できあがるまで、動画では10〜15分ほどかかりました。普段は3分ほどだそうです。待っていると、文字入りのスタンプが4×4で並んで表示されます。

右上のダウンロードで保存します。文字が少しゆがむことがあります。16個まとめて頼むと出やすかったので、気になる方は1枚ずつ頼んでみてください。
ChatGPTの無料プランで画像は作れる?
OpenAI公式の「ChatGPT Free Tier FAQ」には、無料プランでも「Create images in ChatGPT」ができると書かれています。ただし、画像づくりには文章のやりとりとは別の使用上限があり、上限に達すると画面で知らせてくれます。何枚までかという具体的な数字は、公式には出ていませんでした。
作った画像の権利については、OpenAIの利用規約に、お客様がアウトプットを所有し、OpenAIがもつ権利があればお客様に譲渡するという趣旨の記載があります。ただし、他の人にも似た画像が出ることがあると規約に書かれています。
ステップ2:LINEが決めた大きさと形式に整える
LINE Creators Marketの制作ガイドラインに載っている、スタンプの画像の決まりです。
| 画像の種類 | 必要な数 | サイズ |
|---|---|---|
| メイン画像 | 1個 | 横240×縦240px |
| スタンプ画像 | 8・16・24・32・40個から選ぶ | 最大で横370×縦320px |
| トークルームタブ画像 | 1個 | 横96×縦74px |

このほか、形式はすべてPNG、背景は透明、1ファイル1MB以下、まとめて送るZIPファイルは60MB以下と書かれています。スタンプの個数は、審査をリクエストしたあとには変更できません。
Canvaでサイズをそろえる
- Canvaに無料で登録する
- 「デザインを作成」から「カスタムサイズ」を開く
- 幅に370、高さに320と入れて、新しいデザインを作る
- ChatGPTの画像をドラッグして入れ、1個ぶんの大きさに合わせる
- ページを複製して、残りのスタンプも同じように作る

メイン画像は240×240、タブ画像は96×74で、同じ手順で作ります。
背景を透明にする
背景が透明であることが決まりなので、白い背景が残っていたら消します。動画では、Canvaの背景透過のダウンロードは有料プランの機能だと説明し、無料で背景を消せるサイトを使っていました。そのサイトの利用条件は私のほうで確認できていないので、お使いの際は案内をご覧ください。
ステップ3:LINE Creators Marketに登録して審査を受ける
公式の「ご利用方法」では、登録から販売までの流れは次のとおりです。
- クリエイターの登録
- タイトルや説明文と、画像の登録
- 審査のリクエスト
- 審査に通ったら「リリース」して販売開始

クリエイター登録をする
LINEのアカウントでログインし、利用規約に同意して、名前や住所などの申込情報を入力します。届いたメールのURLを開くと登録が終わります。
タイトルと説明文を入れる
マイページの「新規登録」でスタンプの種類(動かない普通のスタンプ)を選び、タイトルと説明文を入れます。動画では、この文章もChatGPTに考えてもらっていました。

「プロのコピーライターとして、このスタンプのタイトルを10パターン作って」と頼むと、案が一覧で出てきます。動画では、英語のタイトルも一緒に入れる必要があるとのことでした。日本語で作ってから、ChatGPTに英語へ直してもらう方法です。
画像を送って審査をリクエストする
スタンプ画像はZIPファイルにまとめて送り、メイン画像とタブ画像は別に送ります。動画では、ファイル名の頭に0をつけた「01」「02」の形にしないとエラーになりました。この点は公式ガイドラインのページには書かれておらず、確認できていません。
販売価格は、動画では最低の120円にしています。最後に「リクエスト」を押し、同意事項にチェックを入れてOKを押すと、審査待ちになります。

仕上がりをよくする小さなコツ
- 文字は「あと入れ」が見やすいことがあります。AIに文字まで入れてもらうと、太さがばらついたりゆがんだりします。絵だけ作ってもらい、Canvaで文字を入れる方法もあります。太めの文字に白いフチを付けると、小さな画面でも読みやすくなります。
- まわりに余白を残しておきます。スマホで小さく表示されたときに、絵や文字が切れて見えにくくなるのを防げます。タブ画像は特に小さいので、詰め込みすぎないようにしましょう。
- 背景の白が残っていないか、拡大して確かめます。透明にしたつもりでも、絵のまわりに白いゴミが残ることがあります。
始める前に知っておきたい3つの点
- AIのマークがつくことがあります。LINEヘルプによると、AIが作った素材を使ったスタンプなどには、販売画面にAIアイコンがつきます。
- 他の人の権利を侵さないことが前提です。利用規約で、第三者の著作権などを侵害してはいけないと決まっています。有名なキャラクターや実在の人に似せた絵は避けましょう。
- お金のことも見ておきましょう。公式ページでは、売上から30%の手数料が引かれ、残りの50%がクリエイターに支払われると書かれていました。登録料は、私が見たページには載っていませんでした。
よくある質問
Q. スタンプは何個から作れますか?
A. 8個、16個、24個、32個、40個から選びます。審査をリクエストしたあとは変えられません。
Q. スタンプの画像はどんな形式ですか?
A. すべてPNG形式で、背景は透明にします。1ファイルは1MB以下です。
Q. ChatGPTの無料プランで何枚まで画像を作れますか?
A. 公式ヘルプには具体的な枚数は載っていません。上限に達すると画面に知らせが出ます。
Q. AIで作ったスタンプは販売できますか?
A. AIで作ったこと自体を禁じる記載は、私が確認したLINEの規約やヘルプにはありませんでした。販売画面にAIアイコンがつくことがあるとされています。審査の最新の基準は、公式ページでご確認ください。
まとめ
- 「ChatGPTで絵を作る」「Canvaで整える」「LINE Creators Marketで申請する」の順に進める
- スタンプ画像は最大370×320px、メイン画像は240×240px、タブ画像は96×74px
- 形式はPNGで、背景は透明にする
- ChatGPTの無料プランには画像の使用上限があり、AIのマークがつくことがある
- 最新の規定は、申請の前に公式ページで確かめる
まずは8個の少ない数から、気軽に試してみてください。
動画で見たい方はこちら
この記事を書いた人:平井友裕(ひらい先生/らくらくLINE教室)
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