採用の現場では、すでに「見つけてもらう力」と「迷わせない導線」を両立できた会社が、静かに成果を伸ばしています。
見つける装置はインスタグラム。進める装置はLINE公式アカウント。
この二つを“一本の道”にするだけで、応募までの迷子が目に見えて減ります。
私は、中小企業の採用コスト削減と、LINE公式アカウントの構築・運用を専門にしてきました。SNSが得意でなくても大丈夫です。手順を守れば、結果はついてきます。
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なぜ「LINEに一本化」すると結果が変わるのか
インスタの投稿で心が動くのは“数十秒”。この熱があるうちに、次の行動へ“最短一歩”で導けるかがすべてです。
リンクを複数にすると、ユーザーは迷います。DMだけで進めると、履歴が流れ、担当者が追えなくなります。
LINEなら、友だち追加の直後にあいさつメッセージで三つの選択肢を示せます。人は“選択肢が三つ”のときに、最も決めやすい傾向があり、短い往復で不安を解けます。
目安として、プロフィールからの遷移で迷いをなくすだけで、次の行動(説明会予約や問い合わせ)に進む割合が、体感で“倍近く”まで上がることが珍しくありません。ここで大事なのは、細かなテクニックよりも「入口を一本化する」という設計の意思です。
全体設計:インスタ → LINE → 応募までの一本の道
1本の道にするコツは、言い切ることです。
インスタのキャプションとプロフィールで「詳しい案内と予約はLINEで行います。」と明確に書きます。リンクはLINEに一本化します。
友だち追加の瞬間に、あいさつメッセージで三つのボタンを見せます。
- 募集要項を見る。
- 説明会を予約する。
- よくある質問。
この設計にしてから、離脱の相談がほとんど来なくなります。理由は単純で、人は迷うと止まるからです。迷わせないことが、最大の親切です。
文字テンプレ:そのまま使える“場面別の言葉”
1. あいさつメッセージ(友だち追加直後)
友だち追加ありがとうございます。採用担当の田中です。
ここから、募集の詳細、質問の受付、説明会の予約ができます。【募集要項を見る】
【説明会を予約する】
【よくある質問】気になる点があれば、短くて大丈夫です。メッセージでお知らせください。
2. 最初の返信(相手から「気になります」と来たとき)
ご連絡ありがとうございます。
次の三つのうち、知りたい項目を選んで教えてください。
「仕事内容」「働く時間」「給与・評価」
3分ほどで読める説明をお送りします。必要なら10分のオンライン説明も可能です。
3. 説明会のリマインド(前日)
明日のオンライン説明会は予定どおり開催します。
参加URLはこちらです。ご都合が変われば、このメッセージに返信してください。
4. 説明会のリマインド(当日)
本日10時の説明会です。接続に不安があれば、開始5分前にお知らせください。
所要は20分前後です。お気軽に参加ください。
5. 応募前の一押し(説明会後)
本日はありがとうございました。
もし応募をご検討いただける場合は、こちらのフォームからお願いします。
迷っている点があれば、気軽にご相談ください。短い文で大丈夫です。
どの文面も、短く、具体的に、次の一歩が分かるように作ります。これだけで返信率が変わります。
よくあるご質問
「うちはインスタのDMで足りています。」
足りている時期もあります。ですが、DMは履歴が流れやすく、担当者の交代や不在で止まりがちです。LINEなら、管理画面で対応状況を共有でき、リマインドも自動で行えます。人の入れ替わりがある現場ほど、導線の“場所”を分けた方が安定します。
「LINEの登録がハードルになりませんか。」
登録のハードルは、“登録後すぐに何ができるか”で決まります。あいさつメッセージで三つのボタンを見せれば、登録の価値が一目で伝わります。登録してから何も起きない状態こそ、ハードルです。
「フォーム直リンクの方が早いのでは。」
最短で応募に行ける人もいます。ただ、多くの人は不安を一つ二つ抱えたままです。LINEで短い往復を挟む方が、結果として応募の質が安定します。無理に急がせるより、“迷いを減らす”ことが近道です。
3か月の進め方:無理なく回る“現実的な段取り”
1か月目(土台づくり)
1週目は、ターゲットを一つに決めます。「第二新卒の営業」「未経験歓迎の製造補助」など、具体的に一つ。
2週目は、撮影範囲と確認フローを社内で合意します。写して良い場所、顔出しの承諾、掲載前の確認方法を決めます。
3週目は、LINEのあいさつメッセージとボタンを整えます。
4週目は、インスタのプロフィールを「LINEに一本化」。ハイライトに「1日の流れ」「社員紹介」「Q&A」「アクセス」を置きます。
2か月目(投稿と対話)
毎週、リール1本とフィード1本。ストーリーズでQ&Aを週1回。
DMには感謝と一言だけ返し、必ずLINEへ誘導します。LINEで届いた質問はテンプレで対応し、必要な場合のみ10分のオンライン説明に進みます。
3か月目(改善と加速)
毎週、次の順番で見直します。
- サムネイルの言葉。
- キャプション冒頭2行。
- 投稿の最後の一文(CTA)。
- 配信時間。
- ハイライトの並び。
この順に直すと、少ない労力で効果が見えます。順番を変えないのがコツです。
コンテンツの中身:短い体験を積み上げる
インスタは“短い体験”を重ねる場所です。派手さより、生活の目線が効きます。
1本目は「採用担当の自己紹介」。2本目は「1日の流れ」。3本目は「仕事道具」。4本目は「新人と先輩の並びトーク」。
どの投稿にも、最後に「続きはLINEでご案内します。」と入れます。繰り返しになりますが、言い切ることが導線を強くします。
クリエイティブの小さな工夫(すぐ効くところだけ)
サムネイルは大きな太字で一言。「経理の1日」「未経験OK」「先輩と新人」。
字幕は短く、固有名詞だけ丁寧に直します。
撮影は明るい場所で、顔と手元。音は静かめ。
BGMがある場合は、声より小さく。
そして、毎回の締めに「詳しい案内と予約はLINEで行います。」を入れ、プロフィールのリンクは触らない。
同じ型を続ける方が、改善点が見えます。
ガバナンスと万一の時の“最初の一言”
顔出しの可否、撮影範囲、確認フローを文書化します。
もし不適切なコメントや指摘が来た場合、最初の一言は決めておきます。
ご指摘ありがとうございます。社内で確認のうえ、必要な対応をいたします。
詳細が分かり次第、こちらでご案内します。
感情で返さず、事実で対応します。重大なケースでは、一時的に公開範囲を絞る判断も準備しておきます。社内報告も短く要点で。
事象/発生日時/対象投稿URL/初動対応/今後の予定。
まとめ:入口と受け皿を決める。あとは“やるだけ”にする
インスタは見つけてもらう最高の入口です。しかし、入口だけでは人は進みません。
受け皿はLINEに。あいさつメッセージで三つのボタン。短い往復。前日と当日の一言リマインド。
この“当たり前”を揃えるだけで、採用は急に転がり始めます。
今日、やることは二つです。
プロフィールのリンクをLINEに一本化すること。
あいさつメッセージに「募集要項」「説明会予約」「よくある質問」の三つのボタンを置くこと。
余計な装飾はいりません。
迷いのない一本の道を作れば、あなたの会社に合う人は、自分の足で前に進んでくれます。
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