静岡No.1のLINE公式アカウントの友だち数増加戦略|3ヶ月で友だち数7万人増加!?

静岡 LINE公式アカウント ブログ

静岡県・島田市の上場企業「ティーライフ」は、LINE公式アカウントの友だち数が約36万人規模。とくに昨年9~11月の約2ヶ月半で約7万人増という“爆伸び”を達成しました。
本記事では、その要因を再現可能な施策に分解し、明日から使える実装テンプレまで落とし込みます。

1. はじめに

読めばわかること:

  • 導線設計:HPポップアップ/特典設計/問い合わせ(チャット)動線
  • 初回体験の最適化:挨拶メッセージと外部ブラウザ遷移
  • 回遊設計:リッチメニューの配置と配信画像の連動
  • 配信戦略:頻度・告知タイミング・ブロック率コントロール
  • 拡張ツール活用:LINEログイン×CRMで成果を積み上げる

用語メモ:
CTR…クリック率。配信やメニューがどれだけ押されたかの割合。
CVR…コンバージョン率。登録や購入など目標達成の割合。
セグメント配信…属性や行動に合わせてメッセージを出し分ける手法。

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2. ケース概要:ティーライフ株式会社とは(静岡・島田市)

  • 事業:自社企画の健康茶・健康食品・化粧品などの通販。
  • 規模感(動画紹介ベース)
    • 友だち数:約36万人。
    • 爆伸び区間:昨年9月末〜11月中旬で約6.9万人増
    • 平時増加:1日平均20〜30人程度。
  • 示唆:ふだんは安定成長、キャンペーンでブースト——この二層構造をどう設計するかがポイント。

3. 勝ち筋を見抜く“7つの診断ポイント”

  1. 友だち追加の導線(HP、ポップアップ、実物同梱、広告、SNS)
  2. プロフィールページ(最低限の情報と離脱しない導線)
  3. 挨拶メッセージ(初回熱量MAX時の提示内容)
  4. リッチメニュー(Zの法則/配信とのビジュアル連動)
  5. ステップ配信(自動化で“あと一歩”を後押し)
  6. 通常配信(頻度・内容・売上貢献の型)
  7. 拡張ツール(LINEログイン、CRM、セグメント、通知)

4. 友だち導線の作り方:HP × オファー × 相談機能

4-1. HPポップアップで“登録理由”を作る

  • 最大300円相当の特典(例:友だち追加100円+LINEログイン200円)をポップアップで明示。
  • “登録メリットを具体化”(限定セール/最新情報/キャンペーン案内)。
  • タイミング:滞在数秒後/離脱意図(カーソル上部)検知で表示が定番。

4-2. “相談機能”で既存顧客の利便性を可視化

  • 注文・問い合わせがLINEで完了する旨を専用ページ&画像で案内
  • チャット受付時間/問い合わせ例を明記→心理ハードルを下げる。
  • 通販×LINEでは、クーポンだけでなく、窓口で継続価値を上げるのが効く。

4-3. SNS・同梱・広告の使い分け

  • SNS:常時は薄めでもOK。セール期・大型施策時にだけ強訴求で十分効率的。
  • 商品同梱:購入者は“温度が高い”。登録QR+特典+使い方を一体で。
  • 広告:爆伸び区間は広告 or 大型キャンペーンの寄与が高い可能性

5. “爆伸び期”の読み解き:3つの仮説と再現レシピ

5-1. 3つの仮説

  1. 大型キャンペーンで登録インセンティブを強化
  2. 広告投下で新規リーチを拡大
  3. 特典×ログイン連携登録→購入導線を短縮

5-2. KPI設計(まずはここだけ)

  • 登録率(HP) = 友だち追加数 ÷ 該当ページUU
  • ログイン連携率 = LINEログイン完了数 ÷ 友だち追加数
  • 初回購入率 = 初回購入者数 ÷ 友だち追加数
  • ブロック率 = ブロック数 ÷ 友だち追加数
  • 登録CPA = 広告費 ÷ 友だち追加数

5-3. テスト→スケールの手順

  1. オファーA/B(例:300円 vs 500円相当)を7日間で比較
  2. ポップアップタイミング(5秒/離脱検知)で登録率A/B
  3. ログイン連携の訴求位置(挨拶内 vs メニュー左上)をA/B
  4. 最良構成を1か月だけ増額投下CPAと初回CVRで継続判断

6. 初回体験の最適化:挨拶メッセージと遷移の作法

初回は熱量が最も高い瞬間特典提示→購入導線→活用ガイドの順が鉄板。

6-1. メッセージ構成(テンプレ)

①歓迎:登録ありがとう+特典の要約(画像1枚で視認性UP)
②特典取得:クーポンの受け取りボタン(有効期限を明示)
③購入導線:”このまま使える”おすすめ3商品(シンプルに)
④便利機能:注文/問い合わせはLINEでOK(受付時間)
⑤ログイン連携:+200円、次回から入力不要(所要10秒)

6-2. 遷移は“外部ブラウザ”が原則

  • LINE内ブラウザは、戻る操作でフォーム入力が消えるなど離脱要因に。
  • 重要導線(購入/会員登録/ログイン)は外部ブラウザで開く設定を推奨。

7. リッチメニュー設計:Zの法則×配信連動でタップ率UP

7-1. Zの法則で“左上”が最重要

  • 人の視線は左上→右上→左下→右下の順に動きやすい。
  • 左上に“今一番押してほしい”(例:セール)を置く。

7-2. 配信画像と“ビジュアル連動”

  • 配信バナーとリッチメニューのデザインを一致させると想起が強化→タップ率↑
  • 例:決算セール配信のキービジュアル=メニュー1枠にも同絵柄。

7-3. 常設枠の使い方

  • おすすめ商品/定期便など“いつでも回遊してほしい”項目は常設
  • ただし購入導線は外部ブラウザに。

8. 配信戦略:頻度・文面・売上最大化の打ち手

8-1. 配信頻度の目安

  • 基準:月2〜4回。
  • 繁忙期(例:決算/大型セール)
    • 事前告知(Before):開始24–72時間前
    • 開始告知(Start):開始直後
    • 終了前(Last Call):終了前日+終了2–3時間前
  • 動画紹介では、月に最大8配信ほどの高頻度例も。内容と反応でブロック率を監視

8-2. 売上を最大化する工夫

  • セグメント:新規/既存/定期/カゴ落ち などで訴求差別化。
  • オプトダウン
    • 「セール情報だけ受け取る」「新商品だけ」など頻度調整の選択肢を用意し、ブロック回避
  • 短期の“タイムセール”:月末に36時間限定など締切×在庫×クーポンで後押し。

9. ステップ配信:やっていないからこそ“伸びしろ”

動画内ではステップ配信の本格運用は見えず=導入余地が大

9-1. 推奨シナリオ例(テンプレ)

  1. 登録直後+1日後
    • 直後:特典/人気3商品/相談案内
    • 1日後:アンケート(所要30秒)→回答者に追加特典
  2. 未回答フォロー(3日後)
    • 「30秒で完了/◯◯円クーポン最終日」
  3. ログイン未連携者(7日後)
    • 「次回から住所入力なし/+200円」
  4. 初回購入者(3日後・7日後)
    • 3日後:使い方/保管方法/相性商品
    • 7日後:レビュー依頼+次回◯%OFF
  5. 非購入者(14日後)
    • 人気の理由まとめ/ユーザーボイス/小額トライアル

10. 拡張ツール活用:LINEログインとCRMで“点”を“線”に

ティーライフはLINEログインを導入(動画言及)。
拡張ツール(例:ソーシャルPLUS系)の主な効用は以下。

  • 自動友だち追加:LINEログイン時に自動で友だち化
  • ID連携:会員IDとLINEを紐付け→属人化しない顧客理解
  • 自動ログイン:購入ハードルを低減→CVR改善
  • セグメント配信:属性(地域/年齢層)×会員ランク×購入履歴
  • トリガー配信:購入後3日/7日、カゴ落ち、誕生月など
  • 通知メッセージ:発送連絡や到着予定など取引系の確実配信

まずはログイン連携率連携者の購入CVRを計測。
連携者のLTVが高ければ、**連携特典(+200円→+300円など)**の強化も検討可。


11. よくある失敗と回避策

失敗何が起きる回避策
「LINE始めました」だけ登録理由がない→登録率低下特典+具体メリットを明記(配信内容・頻度・相談可)
LINE内ブラウザで購入フォーム離脱・戻るで入力消失外部ブラウザで開く設定に統一
メニューがごちゃつく重要導線が埋没左上=最重要、4〜6枠に絞る
配信乱発ブロック増加・到達率低下頻度を分岐(オプトダウン/セグメント)
計測しない施策の善し悪し不明登録率/連携率/初回CVR/ブロック率を毎週確認

12. 明日から使えるチェックリスト(20項目)

導線

  1. HPにLINE登録のメリット明記(特典・限定情報)
  2. ポップアップ導入(滞在・離脱トリガー)
  3. 同梱チラシにQR+使い方+特典
  4. SNSは大型施策時のみ強訴求の運用設計
  5. 重要導線は外部ブラウザで開く

初回体験
6. 挨拶メッセージに特典→購入→相談→連携の順序
7. クーポンに期限使い方明記
8. おすすめ3商品に絞る(悩ませない)

メニュー
9. 左上=最重要(セール/ログイン)
10. 配信バナーとビジュアル連動
11. 常設はおすすめ/定期/相談の3系統

配信
12. 月2〜4配信を基準に、繁忙期はBefore/Start/Last Call
13. セグメント配信(新規・既存・定期・カゴ落ち)
14. オプトダウンの導入(頻度/種類選択)
15. ブロック率を都度モニタリング

ステップ&拡張
16. アンケート→特典の自動化
17. ログイン未連携フォロー(7日後)
18. 購入後3日/7日のサポート配信
19. 通知メッセージで取引系を確実化
20. 週次で登録率/連携率/初回CVR/CPAをレビュー


13. まとめ:静岡No.1に学ぶ、最短で“伸ばす”設計図

  • 登録理由を明確化(特典+メリット)し、HPポップアップで取りこぼさない。
  • 初回体験で“いま買える”導線と“困ったら相談”を提示。
  • リッチメニュー左上=最重要、配信とデザイン連動。
  • 配信は二層構造(通常は月2〜4回、繁忙期は3点打ち)。
  • 拡張ツール×ログイン連携で計測と自動化を進め、セグメントでLTVを引き上げる

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