【今さら聞けない】LINE公式アカウントでできること10選【完全版】

LINE公式アカウントでできること10選【完全版】 ブログ

なぜ今、LINE公式アカウントなのか(3つの理由)

登録が簡単&リピートに強い
 登録ハードルが低く、メッセージやショップカード、クーポンで再来店を促しやすい。新規獲得は既存顧客維持の5倍コストかかるという“1:5の法則”の観点からも、リピート導線を作りやすいのが強みです。

圧倒的なアクティブユーザー
 国内で幅広い年代が日常使い。インフラ的に“届く”土台があります。

プッシュ送信&高い開封率
 メールの“待ち”ではなく、LINEは“届けに行ける”。動画では**メール平均10%に対し、LINEは平均60%**という目安が紹介されました。

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できること10選(機能ごとの実践ガイド)

2-1. メッセージ配信(セグメント/予約)

できること

  • テキスト/画像/動画/スタンプ/クーポン/リサーチ(アンケート)などを一斉配信。
  • 絞り込み配信
    • オーディエンス(クリック・開封・リッチメニュー表示/クリック・友だち追加経路・チャットタグ等)
      • ※一部は50人以上の母数が必要。
    • 属性(性別/年代/地域/友だち期間 など)

手順の要点

  1. 管理画面 >「メッセージ配信」→「メッセージを作成」。
  2. 配信先:全員 or 絞り込み(オーディエンス/属性)。
  3. 予約日時を設定(即時配信よりも予約→最終チェックが安全)。
  4. 内容をプレビューで確認 → 予約確定。

実務TIP

  • 友だち数が少ない間は「全体配信」で母数を増やし、クリック/開封を起点にオーディエンスを作る流れが最短です。


2-2. リッチメッセージ(全画面画像+リンク/テキスト)

何が違うのか?

  • 通常画像より画面いっぱいに表示され、リンクや自動テキスト送信などのアクションを付与可能。キャンペーンやクーポン告知に強力。

設定の流れ

  1. 「メッセージアイテム」→「リッチメッセージ」→作成。
  2. 画像(テンプレ)をアップロード。
  3. アクション:URL/クーポン/テキスト(キーワード送信)を設定。
  4. 配信メッセージで呼び出す。

実務TIP

  • 「テキスト送信」を選びキーワード応答(後述)と連動させると、自動的にクーポン配布や案内が走ります。

2-3. カードタイプメッセージ(横スワイプ最大9枚)

使いどころ

  • 商品/メニュー/スタッフ紹介に最適。タグ・タイトル・説明・価格・ボタンを一枚ずつ設定でき、「もっと見る」カードで詳細ページへ誘導可能。

設定の流れ

  1. 「メッセージアイテム」→「カードタイプメッセージ」→作成。
  2. 用途テンプレ(Product/Person/Location/Image)を選択。
  3. 画像・文言・ボタンURL等を設定。最大9枚まで。
  4. 必要に応じて「もっと見る」を追加し、一覧やLPへ送客。

2-4. リッチビデオメッセージ(全画面動画+CTA)

通常動画との違い

  • トーク画面いっぱいに再生。右上にCTAボタンを置けて、YouTubeやLPに直接誘導可能。

設定の流れ

  1. 「メッセージアイテム」→「リッチビデオメッセージ」。
  2. 動画をアップロードし、CTA(URL/ボタン文言)を設定。
  3. 配信メッセージで呼び出し。

実務TIP

  • 最初の2秒でベネフィット提示5〜15秒の短尺が相性◎。無音でも伝わる字幕を。

2-5. チャット機能(有人/自動の切替)

ポイント

  • 管理画面の応答設定でONにすると、ユーザーと1:1でやり取り可能。スマホアプリでも運用OK。
  • 完全自動化したい場合はチャットOFF + 応答メッセージONで、キーワード応答に切替。

実務TIP

  • 営業時間外は自動メッセージ(受付・FAQ・返信目安)を返し、営業時間内は有人に自動切替する運用がラクです。

2-6. LINEコール(通話/ビデオ・転送)

できること

  • 音声通話/ビデオ通話、さらに電話番号への転送も設定可能。
  • こちらからの発信はできないため、「通話リクエスト」を送信→相手から発信してもらう方式。

実務TIP

  • 予約確認やオンライン相談に◎。あらかじめ**リッチメニューに「通話リクエスト」**を置いておくとスムーズ。

2-7. リッチメニュー(常設ナビの設計)

役割

  • トーク下部に常時表示される“ホームナビ”。予約/メニュー/クーポン/アクセス/チャット/規約など主要導線を集約。

設定の流れ

  1. 「リッチメニュー」→作成。
  2. テンプレ(大/小、6分割など)を選択→画像を適用。
  3. 各エリアのアクション(URL/クーポン/テキスト等)を設定。
  4. 表示期間は長めに、初期表示ONが基本。

実務TIP

  • メニューバーのラベル(下部テキスト)で操作の意味を明記(例:「左=メッセージ入力 / 上=メニュー」)。迷子を減らせます。

2-8. クーポン機能(条件なし/抽選/紹介)

種類

  • 条件なし:全員に同条件で配布
  • 抽選:当選者のみに付与
  • 友だち紹介紹介者/被紹介者双方に特典

設定の流れ

  1. 「クーポン」→作成。内容/画像/回数/コード/有効期限を設定。
  2. 掲載設定:トーク上部・外部露出に掲載するか選択(限定運用ならOFF)。
  3. リッチメッセージ/メニュー/配信文面に紐づける。

実務TIP

  • **“今だけ/初回限定/曜日限定”**などの条件をつけ、在庫/混雑と連動させると運用が安定。

2-9. ショップカード(ポイント&ランクアップ)

できること

  • 紙のポイントカードをLINE内で完結
  • 特典チケット有効期限通知初期ポイント付与同日付与制限の細かな設計が可能。
  • ランクアップカードで、達成後の“次の目標”も自動提示。

設計例(飲食)

  • 3ポイント:ドリンク1杯無料
  • 5ポイント:ケーキ1つ無料
  • 達成後はランクアップカードへ移行(特典を段階的に強化)

実務TIP

  • 初期ポイントを1〜2付与して“あと少しで達成”感を演出。来店間隔にあわせて**有効期限(例:最終利用から3カ月)**を設定。

2-10. 友だち追加広告(面/成果目安/要件)

配信面

  • トークリストLINE NEWSVOOM ほか。
    成果目安(動画紹介の参考)
  • 獲得単価:100円台〜200円台の事例あり(業種/クリエイティブ/時期で変動)。
    要件/注意
  • 認証済みアカウントが前提。
  • 時期によってキャンペーン(割引等)が実施されることも。

実務TIP

  • 友だち獲得後の初回シナリオ(ウェルカム+クーポン+人気メニュー案内)を広告開始前に用意。入ってすぐ価値を体験してもらう。

Canvaで“秒”クリエイティブ(リッチメッセージ/メニュー)

探し方

  • Canva(キャンバ)で「LINE リッチメッセージ」「LINE リッチメニュー」と検索 → テンプレが大量に出ます。
  • 無料/Proの区別に注意(Pro専用素材あり)。

制作ポイント

  • リッチメッセージ:推奨サイズのテンプレを選び、色/フォント/画像を差し替え→PNGでDL→LINEへアップ。
  • リッチメニュー:**大(2段)/小(1段)**のサイズを選択。枠割に合わせたデザインに。
  • 文字は背景とコントラストを付け、スマホ片手でも一瞬で読める太さ・サイズに。

応答メッセージの基本設計(自動化の起点)

やりたいこと

  • ユーザーが特定のキーワードを送ると、自動で返信(テキスト/クーポン/画像/カード/メニュー)する仕組み。

例:クーポン自動配布

  1. 応答メッセージで、キーワード:300円オフクーポン を登録。
  2. 返信内容:クーポン or リッチメッセージを返す。
  3. リッチメッセージ側の**アクション=「テキスト送信」**に同じキーワードを入れておくと、タップ→自動配布まで一気通貫。

実務TIP

  • FAQ(営業時間/アクセス/予約方法)をキーワード化しておくと、有人対応を軽くできます。

初期設定〜配信チェックの鉄則(誤配信を防ぐ)

配信前チェックリスト

  • セグメント条件(対象者/人数、オーディエンスの50人条件
  • 日時(予約でセット、時差/曜日/昼休み・閉店前などの時間帯)
  • 画像/動画の表示確認(スマホ実機での見え方)
  • リンク先URL(https/UTM/遷移先の在庫・営業時間)
  • クーポン/メニューの有効期限(リッチメニューの表示期間と整合)
  • 誤字脱字/法的表記(割引率・条件)

実務TIP

  • 予約→自分宛てテスト配信→最終修正」のループを標準フローに。

業種別アイデア(飲食/美容/EC/教室)

飲食

  • 日替わり/限定のリッチメッセージ当日来店クーポン
  • カードタイプでメニュー(人気/新作/季節)を3〜6枚
  • ショップカードで平日来店を後押し(有効期限短め)

美容

  • スタイル事例をカードタイプで横見せ→予約導線をボタンに
  • 空き枠は当日配信(地域/性別でセグメント)
  • 来店2日後にスタイルケアのTipsを自動送信(応答/シナリオ)

EC

  • 新作のリッチビデオで使い方を10秒解説→商品ページへ
  • カゴ落ち相当は、クリックオーディエンス→再提案
  • 値引きよりセット割/送料無料でCVR改善

教室/スクール

  • 無料体験クーポンアクセス持ち物案内をリッチメニュー常設
  • 体験後フォロー(満足度アンケ/次回予約)を自動化

KPI設計(見るべき数字と改善手順)

基本KPI

  • 開封率:件名・送信時間の改善軸
  • クリック率:訴求の強さ、ボタン文言、カードの順番
  • クーポン利用率:オファー強度/利用ハードル(曜日/時間/金額条件)
  • 来店・購入率:現場オペ/在庫/スタッフ動線

改善の型

  1. セグメント:全体→地域/性別/年代→行動(クリック/開封)へ段階的に絞る。
  2. ABテスト
     - タイトル(≤20文字でベネフィット先頭)
     - クリエイティブ(静止画 vs リッチビデオ)
     - CTA文言(「今すぐ予約する」など動詞始まり)
  3. 頻度最適化:週1→反応を見て増減。過剰配信は解除率↑の原因。

つまずき&回避策(実務の落とし穴)

  • オーディエンス50人条件
     →序盤は全体配信で母数作り。クリック/開封を蓄積してから絞る。
  • リッチメニュー×クーポン期限不一致
     →メニュー表示期間クーポン有効期限を合わせる。
  • 誤配信
     →即時ではなく予約。公開前に第三者チェック
  • 画像が読みづらい
     →文字を大きく/太く、背景とコントラスト、余白をたっぷり。
  • 通話できない(LINEコール):
     →通話リクエストを先に送り、相手側から発信してもらう仕様に注意。

まとめ:まずは3ステップで着手

  1. リッチメニューを作って主要導線を常設。
  2. リッチメッセージ+クーポンで“来店/購入の理由”をつくる。
  3. 属性×地域から小さくセグメント配信→反応の良い層を掘る。

付録:用語ミニ辞典&チェックリスト

用語ミニ辞典

  • MAU:Monthly Active Users(月間アクティブユーザー数)。
  • CTA:Call To Action(行動喚起ボタンや文言)。
  • オーディエンス:行動履歴等で作る配信対象グループ。
  • VOOM:LINEのショート動画プラットフォーム。
  • セグメント配信:属性・行動で対象を絞った配信。

配信前チェックリスト(保存版)

  • セグメント条件・到達人数
  • 予約日時・タイムゾーン・曜日/時間の妥当性
  • 画像/動画の表示(スマホ実機)
  • 文章の読みやすさ(結論先/改行/箇条書き)
  • URLの遷移・在庫・営業時間
  • クーポン/カードの期限・回数制限
  • 法的表記/注意書き
  • テスト配信済み・第三者チェック済み

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