LINE公式アカウントとL Message(エルメ)の新規アカウント作成方法【2025年最新版】

L Message アカウント作成 ブログ

この記事でできること

  • 3ステップ(①LINE公式アカウント作成 → ②L Message登録 → ③接続)で最短導入
  • 横文字だらけの「Messaging API/LINE Developers/チャネルID/シークレット/Webhook」を一言で理解
  • つまずきやすい 「未認証アカウントの配信制限」 の回避策まで把握

所要時間の目安:はじめてでも30~60分(慣れれば15分程度)

準備物

  • PC(Chrome/Safari/Edge いずれか)
  • 業務用メールアドレス(L Message登録用)
  • スマートフォン(QRコード読取用)
  • 可能ならブラウザタブを3枚開ける環境
    ├ L Message管理画面(接続ウィザード)
    ├ LINE Official Account Manager(以下 “OAM”)
    └ LINE Developers

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全体像:作業は3ステップでOK

  1. LINE公式アカウントを作成(既にあるならスキップ)
  2. L Messageのアカウントを作成(フリーでOK/年払いチェック注意)
  3. 両者を接続
    • OAMで Messaging APIを有効化→プロバイダー作成
    • LINE Developers「LINEログイン」チャネルを新規作成→開発中→公開済み
    • リンクされたLINE公式アカウントに対象アカウントを紐づけ
    • チャネルID/チャネルシークレット(Messaging API/LINEログインの計4値)をL Messageへ貼り付け
    • WebhookをONにし、応答設定を目的に合わせて調整
    • QRで接続テスト→完了

ステップ1|LINE公式アカウントを作る

既にOAMへログインできる人はスキップ

  1. 「LINE公式アカウント」で検索 → アカウント作成
  2. LINEビジネスID登録 → 必要事項の入力 → 管理画面ログイン
  3. 作成後、アカウント名/権限が正しいかを軽く確認
    • 共同運用なら社内メンバーの権限ロールも整理しておくと後々ラク

TIP:既存運用がある場合、挨拶メッセージ/応答設定など現在値のスクショを1枚残しておくと、戻したい時に安心。


ステップ2|L Message(エルメ)に新規登録&プラン選択

  1. L Messageの新規登録画面でメールアドレスを入力 → 認証メール送信
  2. 届いたメールのリンクからユーザー登録へ進む
    • 担当者名(個人なら氏名)/電話番号を入力
    • パスワードを設定 → 登録内容の確認完了
  3. ログイン後、最初にプラン選択
    • フリープランで十分に接続・検証可能
    • 注意:初期表示で**「年払い」**のチェックが入っている場合がある → 月払いに切替してから確定

ステップ3-1|接続準備:Messaging APIを有効化(Provider/チャネル作成)

  1. **OAM(公式アカウントの管理画面)**にログイン
  2. 右上の設定 → 左メニューの 「Messaging API」「利用する」 をクリック
  3. プロバイダー(Provider)名を入力して作成
    • 個人:氏名、法人:会社名が無難(認証画面に関係するため)
  4. 生成された Messaging APIチャネル のページで
    • チャネルID
    • チャネルシークレット
      を確認(後でL Messageにコピペ)

ステップ3-2|LINE Developersで「LINEログイン」チャネルを新規作成

  1. LINE Developersにアクセス → さきほどのプロバイダーを選択
  2. 「新規チャネル」 → 「LINEログイン」 を作成
    • 所在国:日本
    • チャネル名:会社名 or アカウント名認証画面に出る
    • チャネル説明:◯◯の公式アカウントです など分かりやすく
    • アプリタイプ:表示される2項目にチェック
    • 規約に同意 → 作成
  3. 作成直後はステータスが**「開発中」** → クリックして 「公開済み」 に変更
  4. 画面下部の 「リンクされたLINE公式アカウント」編集
    • 対象の公式アカウントを選択→更新
  5. ここで LINEログインの「チャネルID」「チャネルシークレット」 も後で使うので把握

ステップ3-3|4つの値をL Messageへ入力(ID/Secret×2)

L Message管理画面の接続ステップで、以下4項目正確にコピペします。

  • Messaging API
    • チャネルID
    • チャネルシークレット
  • LINEログイン
    • チャネルID
    • チャネルシークレット

セキュリティ注意シークレットはパスワード同等。外部共有NG/社内でも最小限共有。パスワードマネージャで保管推奨。


Webhookと応答設定:どれをON/OFFにする?

OAM → 設定 → 応答設定 で以下を確認:

  • 必須Webhook=ON(L Messageへイベントを飛ばすため)
  • あいさつメッセージ/チャット
    • 新規アカウント:テスト中はOFF推奨(挙動が混ざらない)
    • 既存運用:今の設定をそのままでOK(運用を止めない)

Webhookとは?
公式アカウントで起きた出来事(友だち追加・メッセージ受信など)を即時に外部ツールへ通知する仕組み。


接続テスト:QR→認証→友だち追加→完了

  1. L Messageの接続画面に出るQRコードをスマホで読取
  2. スマホに認証画面が表示
    • 「提供」欄に、LINEログインのチャネル名(会社名やアカウント名)が出る
  3. 「許可」→「友だち追加」
  4. L Messageに**「新規接続が完了しました」**の通知 → 管理画面へ戻り、接続完了を確認

未認証アカウントの落とし穴と対処法

  • 未認証アカウントのまま接続すると、既存の友だちL Message側で認識されず一斉配信できないことがあります。
  • 新規で友だちが0人なら問題なし。
  • 既に友だちがいる場合の対処
    1. 認証済みアカウント化を検討
    2. ユーザーに再アクション(何かメッセージ送信など)を促し、認識をトリガー

初期セットアップの入口(L Message側)

接続後は、左メニューのアカウント一覧から対象アカウントを選択。まずは以下を順番に触ると効率的。

  1. チャット:受信・返信の基本運用
  2. 挨拶メッセージ:友だち追加時の自動送信(テキスト+画像など)
  3. リッチメニュー:下部の大きなメニュー。導線設計の要
  4. メッセージ配信(一斉配信):告知・クーポンなど配布

つまずき解消Q&A

Q1. チャネルIDが一致しているか不安。どこで照合?
A. LINE Developersの対象チャネル(Messaging API/LINEログイン)で表示されるIDが、OAM側表示と一致しているかを確認。プロバイダー名アカウント名も同一であれば安心です。

Q2. 「リンクされたLINE公式アカウント」に対象が出ない。
A. その公式アカウントが同じプロバイダー配下にない可能性。プロバイダーの選択ミスが多いので、上位階層に戻って確認。

Q3. WebhookはONなのに反応がない。
A. L Message側の接続ウィザードが未完了誤ったID/Secretの貼り付けが典型。4つの値を再貼付→QRでテストし直してください。

Q4. 認証画面の表示名を変えたい。
A. LINEログインのチャネル名を変更します(ユーザーに1度表示される画面)。会社名を出したくない場合はアカウント名にするのも手。

Q5. フリー→有料へ切替時に年払いが勝手に…
A. 変更画面で**「年払い」チェックの外し忘れ**が頻出。月払いへ明示的に切替後に確定を。


5分で終わる最終チェックリスト

  • Provider作成済みMessaging API有効化済み
  • LINEログイン公開済みリンクされた公式アカウントが対象になっている
  • ID/Secret×2(計4項目)をL Messageへコピペ済み(誤りなし)
  • Webhook=ON(OAM → 応答設定)
  • QRテスト完了(スマホで許可→友だち追加→L Messageに完了通知)
  • 既存友だちがいる運用なら、未認証アカウントの制限対処方針を決めた

付録A:用語ミニ辞典

  • Messaging API:LINEの公式拡張機能。テキスト/画像/ボタンなど多様なメッセージを外部ツールから送受信できる。
  • LINE Developers:LINEの開発者向けコンソール。プロバイダー/チャネルの作成・管理を行う。
  • プロバイダー(Provider):チャネルを束ねる単位。通常は会社名個人名
  • チャネル(Channel):機能の単位。Messaging APILINEログインは別々のチャネル。
  • チャネルID/チャネルシークレット:ツール連携に使う識別子秘密鍵外部に出さない
  • Webhook:ユーザーのアクションをリアルタイム通知する仕組み。連携ツールが即座に反応できる。

付録B:作業を速く終えるコツ

  • タブ3枚運用
    1. L Message接続画面/2) OAM/3) LINE Developers
      画面往復を減らして誤貼り付けを防止
  • コピペ順序の固定化Messaging API → LINEログインの順でID/Secretを貼ると、入れ違いミスが激減。
  • 設定スクショ:主要画面は証跡として1枚ずつ撮っておく(監査・引き継ぎに強い)。
  • 名前付けの統一:プロバイダー名/チャネル名/アカウント名を揃えると、後で迷わない。
  • まずフリーで検証:到達や自動化の動作を確認してから有料化が安全。


まとめ

既存友だちがいる未認証アカウントは配信制限に注意。認証済み化ユーザー再アクションで解決。

やることは一貫して3つ:①LINE公式アカウント作成 → ②L Message登録 → ③接続

ポイントは、Messaging APIの有効化LINEログインの公開・紐づけ4つの値の正確なコピペWebhook=ON


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